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 第3回「法と民主主義」賞 2007年6月30日

■第3回「法と民主主義」賞選考委員

・委員長 北野 弘久(日本大学名誉教授)
・委員  清水 誠 (都立大学名誉教授)
・ 〃  坂井 興一(弁護士)
・ 〃  加藤 政也(司法書士)
・ 〃  松井 憲二(全司法OB)


■第3回「法と民主主義」賞受賞者の発表 2007年6月30日
 第3回の受賞者及び授賞理由は以下の通りです。


★「法と民主主義」賞
柳沢尚武 氏
 「法と民主主義」2006年5月号、6月号、7月号で、あの暗黒の戦時下において短歌でもって治安維持法体制に抵抗した弁護士矢代東村を発掘・紹介。日本国憲法第9条2項などが危機にある今日、あなたの論稿は、私たちの平和憲法擁護運動の展開に豊かな示唆と大きな励ましを与えた。


★「法と民主主義」賞
「日本は『美しい国』か?―裁かれる『中国残留孤児』政策」執筆グループ 氏
(鈴木経夫、菅原幸助、北澤貞男、内藤光博、斉藤 豊、井上 泰、田見高秀、清水 洋、安原幸彦、大久保明男、橋本左内、池田澄江)
 「法と民主主義」2006年11月号特集で、中国残留孤児訴訟を中心に、満州国・満蒙開拓政策の侵略性・不法性、帰国遅延・帰国後の自立支援怠慢による被害、そして日本国の国家的責任などを告発し、私たちの改憲阻止運動の展開にも貴重な示唆を提供した。


★「法と民主主義」特別賞
前田 朗 氏
 「法と民主主義」2005年10月号から2007年2/3月合併号まで14回にわたり「軍隊のない国家」を発表し、現在も連載中である。各国につき現地取材などをしてとりまとめた論稿は、私たちの平和憲法を守る国民的運動の展開に大きな勇気を与えた。


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