7月28日の「世界・アジアから見た日本の憲法9条」の企画のお知らせをいたします。
日本国内で自民党などの改憲案が発表されるにともなって、アジアや世界では9条を守れの声や動きも活発になってきています。
朝日新聞の報道によると、9条に関する国際的な動きとして、韓国の動き、GPPACの動き、国際民主法律家会議の動きなどが紹介されています。
7月28日にはGPPAC JAPANと日本国際法律家協会が共催して、7月19〜21日のGPPACのニューヨークでの国際NGO会議の成果を踏まえて、GPPAC国際NGO会議、国際民主法律家会議、イラク国際民衆法廷の各国際会議でどのように、日本の憲法9条が討議されてきたのかの報告会を行います。
あわせて韓国の権赫泰(クォン・ヒョクテ)教授を招き、韓国で日本の憲法9条に関する研究会の立ち上げや、9条の問題を韓国がどのように捉えているのか、について講演も行います。
9条をとにかく守っていきたい方、憲法9条の世界的な動きに関心のある方、9条を世界に輸出したい方、など是非ご参加下さい。
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(実施要領)
「世界・アジアから見た日本の憲法9条」
現在日本で憲法改正が議論されていますが、9条の改憲案は自国中心の視点ばかりのもので、世界やアジアから日本の憲法9条がどのように見られているかの視点が弱いのが特徴です。
そこで、この間の国際NGO会議において日本の憲法9条がどのように討議されてきたのかを、GPPAC国際会議、IADL大会の参加者に報告してもらいます。世界の人々の生の声を紹介します。
韓国の権赫泰(クォン・ヒョクテ)教授は、日本に留学経験があり日韓関係を研究されています。韓国では日本の憲法9条改正問題がどのように捉えられているのか、アジアの平和の問題として日本の憲法問題をどう捉えるべきか、など縦横に話していただきます。
あわせて、日本の憲法9条を世界に広げ、世界各地の新聞に「日本の憲法9条を守れ」という意見広告を載せる「グローバル9条キャンペーン」の活動を紹介します。
憲法9条を守ろうとするすべてのみなさまの参加をお待ちしています。
内容
・国際NGO会議で日本の憲法9条はいかに討議されたか
:GPPAC*国際NGO会議(ニューヨーク)-------2005年7月
:GPPAC*東北アジア地域会議(東京)-----------2005年2月
:国際民主法律家協会大会(パリ)--------------2005年6月
:イラク国際民衆法廷(イスタンブール)----- --2005年6月
・ 講演 権赫泰(クォン・ヒョクテ・聖公会大日本学科)教授
→論文は、
http://peacekorea.org/ や「現代思想6月号」を参照
・ 8・15世界同時・憲法9条意見広告の賛同金の訴え(GPPAC JAPAN)
・ 映画「日本国憲法」上映のお知らせ
*GPPACとは
アナン国連事務総長の呼びかけに応え始まった、NGO 主導の国際紛争予防ネットワーク。(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ=Global Partnershipforthe Prevention of Armed Conflict の略)
日 時 7月28日(木)午後6時半〜8時半
場 所 文京シビックセンター・4Fシルバーセンターホール
資料代 500円
主催
・日本国際法律家協会
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2 伊藤ビル2F−B
TEL 03-3225-1020 FAX 03-3225-1025 E-mail:jalisa@mbn.nifty.com
・GPPAC JAPAN(ジーパック ジャパン)
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-14-3-2F ピースボート内(高橋)
TEL 03-3363-7561 FAX: 03-3363-7562 E-mail:gppac@peaceboat.gr.jp