中国残留孤児国家賠償大阪訴訟 勝訴判決に向けて〜
大阪地裁あて要請署名活動ニュース(大阪版)【bQ】2005年5月15日
中国残留孤児国家賠償訴訟 大阪原告団/大阪弁護団
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久保井総合法律事務所 弁護士久保井聡明
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第一次,二次集約署名 1万1997名分 大阪地裁に提出!!
(第一次3566名、第二次8431名、合計1万1997名分)
全国から集めていただいた大阪地裁あての署名ですが、4月23日集約の第一次分3566名分を、4月26日に大阪地裁民事8部に提出してきました。
提出には、松田原告団長含め9名、弁護団6名が参加し、書記官に提出し、東京に転勤され、判決を書いておられる大鷹一郎裁判長に伝達していただくよう要請しました。
また5月9日には、第二次集約分8431名分を提出し、合計1万1997筆になりました。
続々と署名は全国から送付されています。全国のみなさま、よろしくお願いします。第3次提出は、5月25日の予定です。
■ メーデー署名もたくさん集まりました!
5月1日のメーデーには、大阪原告団は、扇町公園(大阪労連)、大阪城公園(連合大阪)、大仙公園(堺労連)の3会場に原告・支援者約50名、弁護団10名が参加し、ビラ5000枚を配布し、多数の署名ももらいました。
東京の中央メーデーでは、代々木公園(全労連)、日比谷野外音楽堂(全労協)の2箇所で署名活動が行われ、代々木公園では、原告、支援者、弁護士約140名が署名活動を行い、100万人署名3621筆、大阪署名3839筆を集めました。
全国でもメーデー署名が取り組まれています。
■ 大阪のビラや署名用紙をつくっていただいた中村道子さん(あらくさタイプ)がJR列車脱線事故で犠牲に。
大阪原告団が配布するビラや3 ・21集会のしおり、署名用紙などをデザインし印刷していただいていた「あらくさタイプ」という印刷所(藤崎光子さん経営)を親子でやっていた娘さんの中村道子さん(40歳)が、さきのJR 列車脱線事故で犠牲になられました。
お母さんの藤崎さんは、街頭宣伝活動や3 ・21集会などにも参加してくれる支援者の一人でもあります。娘の道子さんは、いつも明るい声で、ビラのデザインについて打ち合わせをしてくれていました。
事故の3日前の4月22日(金)にメーデー用のビラのデザインのことで電話でやりとりしたのが最後の会話になり、この残留孤児のビラのデザインが、道子さんの最後の仕事になってしまいました。お母さんの藤崎さん(65 歳)は、残された人生を、JRの企業犯罪の責任の追及にささげると決意され、信楽鉄道列車事故の遺族会や弁護団の協力を得て、活動をはじめておられます。道子さんのご冥福を心からお祈りするとともに、藤崎さんの活動も応援していきたいと思っています。(弁護士 岩田研二郎)
■ 地区別原告団学習会(府内6地区)の開催始まる!
大阪原告団、弁護団は、昨年9月の連続学習会に続き、5月16日から府内6地区に分けて、原告団学習会を各地で開催します。各学習会20 名程度の話しやすい雰囲気で、原告ひとりひとりとの意見交換を充実させたいと考えています。
学習会の目的は、7月の大阪地裁判決を控えて、必ず勝利を勝ち取る決意を固めることと、@どのような判決が出ても、原告団が団結して対処していけるように、判決をどのような視点で評価するのか(勝訴と敗訴の視点)、A判決後、原告団として、どのような行動をするのか、役員のみならず、原告全員が行動することの重要性を討議するためです。
■ 労組など団体訪問も
5月17日、19日の二日間、日中友好協会大阪府連の協力で、車を出してもらい、府内の団体訪問を実施し、署名要請をしてまわる予定です。
■ 国会議員地元事務所の訪問も実施予定
全国の原告団連絡会で提起されている国会議員の地元事務所訪問も、5月末から6月中旬にかけて実施します。弁護士1名と原告2名のグループで、11コマの登録をして、約40名の全事務所をまわる予定です。
※大阪地裁要請署名用紙はこちら
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No.1 http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=26