中国残留孤児国家賠償大阪訴訟 勝訴判決に向けて〜
大阪地裁あて要請署名活動ニュース(大阪版) 【bP】2005年4月
中国残留孤児国家賠償訴訟 大阪原告団/大阪弁護団
[事務局]大阪市北区西天満4丁目6番18号 アクセスビル7階
久保井総合法律事務所 弁護士久保井聡明
電話 06-6365-5128 FAX 06-6365-7737
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2005年7月6日,大阪訴訟判決へ!大阪第1次訴訟事件(原告32名)が,2005年3月25日に結審しました。判決は,2005年7月6日(水)午前10時15分から言い渡されます。これは,全国で提起されている中国残留孤児訴訟中,最初の判決であり,この判決で勝利することが,全国の孤児問題の解決にとって非常に大きな力となります。今後,大阪訴訟の勝利判決を獲得するために,署名活動を行い,裁判所と世論に訴えていくことは極めて重要です。
■ 3月21日 全国総決起集会 成功裡に終わる!
大阪訴訟の結審直前に行われた全国総決起集会は,デモ900名,屋内集会823名の原告・支援者・弁護団が集結し,熱い想いを共有しあって,成功裡に終えることができました。全国から駆けつけ,参加してくださった皆さん,ありがとうございました。 デモの終了時間の見込みがくるい、集会の時間が短くなり、参加者のみなさんにご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。スライド上映などは好評で、元気がでました。
■ 全国総決起集会で大阪地裁あて要請署名の提起
その全国総決起集会の中で,大阪弁護団の岩田研二郎弁護士が「大阪地裁に,少なくとも10万筆以上の署名を提出したい。」と呼びかけました。集会の熱気と私たちの熱意を裁判所と社会に伝えるために,今後とも,全国の原告団・支援者・弁護団のみなさんのさらなるご協力と一致団結をお願いいたします。
■ 大鷹裁判長,転任(本件の判決担当は変更なし)
2004年12月25日の第1次訴訟提訴以来,大阪訴訟を担当してきた大鷹一郎裁判長が,結審後の2005年4月1日付で東京の知的財産権高等裁判所に転任となったことが分かりました。しかし,7月に言い渡される大阪第1次訴訟については,これまでどおり大鷹裁判長が判決を担当します。したがって,署名の宛名は「裁判長 大鷹一郎 殿」のままになっています。
■ 判決直前まで署名の提出を!
大阪原告団は,全国から集まった署名を早く裁判所に届けようと、2週間に1回の割合で大阪地方裁判所に署名を提出することにしました。したがって、前日までに久保井総合法律事務所に届けてくださると助かります。
2005年4月26日(火) 第1次提出
5月10日(火) 第2次提出
5月25日(水) 第3次提出
6月 7日(火) 第4次提出
6月21日(火) 第5次提出
7月 1日(金) 第6次(最終)提出
■ 他の裁判所の審理状況
他の裁判所でも着々と審理が進んでいます。
札幌 2月から原告本人尋問開始
東京 6月に裁判所交替による弁論更新
名古屋 12月 坂本龍彦証人尋問 2月 神原義勝証人尋問 3月より原告本人尋問開始
京都 2月から原告本人尋問開始、 3月 竹内茂樹証人尋問開始、4月 菅原幸助証人
兵庫 3月25日 井出孫六証人尋問、5月から原告本人尋問開始
岡山 4月から原告本人尋問開始
■今後の街頭宣伝活動予定
個人・団体へ呼びかける以外に,街頭での宣伝・署名活動も行います。
現在、大阪原告団として決まっている行動予定です。
4月9日(土)PM2:00〜3:00 大阪城公園の花見客への宣伝と署名の訴え (実施済み)
5月1日(日)AM8:30〜9:30 大阪メーデー宣伝(大阪城公園,扇町公園)
4月9日花見客宣伝は、いいお天気の中、原告・弁護団・支援者53名が参加して、たくさんの署名をもらい、大成功!
※大阪地裁要請署名用紙はこちら
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=5