第４６回定時総会、成功裡に終了　「総会宣言」を採択しました。

　定時総会は、総会記念シンポジゥムとして企画された一橋大学の渡辺治教授による講演「改憲・新自由主義に抗して─闘いの展望はここに・・・」から幕をあけました。
　２時間にわたる息もつかない渡辺先生の講演に、出席者は、「いやー、いい話しをうかがった！」「元気がでたぞ」と口々につぶやきながら、ロビーに用意された書籍コーナーでは、先生の新刊「安倍政権論」を手にしていました。
　このご講演の内容は、８．９月「法と民主主義」号に、詳細な掲載を予定していますので、ご期待下さい。
　ひきつづき、定時総会の議事。事務局長からの活動報告、各委員会からの報告、そして、法律家諸団体からの連帯の挨拶が続きました。人事は、理事長・副理事長・事務局長・事務局次長ともども、「改憲阻止」のための諸活動の先頭に立ってがんばる決意とともに、留任が決定されました。
　この間の政治状況と、わたくしたちの決意を「総会宣言」(別紙・参照)という形でまとめあげました。
　休憩をはさんで、第３回目の「法民賞」「特別賞」の授賞式が開催されました。
　選考委員会での選考過程・選考理由を委員長から説明のあと、下記の三人(団体)に賞状と副賞が授与されました。(詳細は、別枠参照)

「法民賞」

「矢代東村　短歌で治安維持法体制に抵抗した弁護士(上・中・下)」……柳沢尚武殿

特集●「日本は 『美しい国』 か？ ―裁かれる『中国残留孤児』政策」　執筆グループ 殿
鈴木経夫、菅原幸助、北澤貞男、内藤光博、斉藤　豊、井上　泰、田見高秀、清水　洋、安原幸彦、大久保明男、橋本左内、池田澄江

「特別賞」

連載「軍隊のない国家」　前田 朗 殿