あっちゃんの事務局だより

　今日中に、全国の弁護士にＦＡＸ送信を完了させる予定。すべてのデータをそろえ、ＮＴＴドコモに流す。時刻は９時３０分。なんと、約２万人のなかに、変換できない文字を氏名にもつ方が約９００余人もいて、これを解決しないと一斉送信ならず。手作業で化けてしまった文字を空欄にして、再度挑戦。ビルの門限１０時を過ぎている。管理人の手で表のシャッターを閉める音がする。「あと１０分、私に下さい！」どこかのアナウンサーみたいなことを叫んでしまった。１０時２０分。とにかく、無事送信。３分の１だけあけてもらったシヤッターをくくりながら、家路に。
　そんなこんなで、今週末は、「法民」のゲラを鞄につめての風呂敷残業。夜中に自宅で読むゲラ刷りは、なぜか誤植がよくみつかる。しかし、さすがに夜中に帰宅してからの 「素読み」は集中力がなく、翌日にまわすことにする。目を閉じてからも活字がまぶたに浮かんでくる。数行のはみ出しをどう処理するか、夢の中でも考えている。そのわりにはさわやかに目覚めが約束されているのだから、この仕事、口ほどでなく好きなのかもしれない。少なくとも、眉間に皺を寄せて読む癖はなおさねば…。