あっちゃんの事務局だより

　事務局長の体調がすぐれない。なのに、法律家諸団体との共同行動の準備のあれこれを引き受けているように思える。創意と工夫と応分の負担が、共同行動の原則ではないか。隣の会議室での漏れ聞こえる打ち合わせにすこし、イライラしている。私の方も、大幅におくれた４月号の責了を前に、作業が進まない。緊迫した情勢がなせる仕方のないこと。毎号くりかえしながら、ドタバタするこの終了間際の不手際を改善したいものだ。
　責了ゲラを印刷所に送信しつつ、「戦争責任と戦後責任」のテーマで、被爆者・中国人戦争被害保障・中国残留孤児の３つの弁護団と運動の担い手、そして学者たちの３回目を重ねる会合に参加。老いも若きも本音で語りあい、そしてその濃い内容と連帯の心意気に、疲れが飛ぶ思い。　実務におわれるからこそ、時には理論武装の機会に身を置かねばと思った次第。でも、帰宅が深夜になるのは、やはり少し辛い・・・。