あっちゃんの事務局だより

執行部会議と組織・財政委員会。夕方から夜にかけての２つの会議は、準備も運営もしんどい。途中、コーヒーで頭を覚醒させながら、山積した課題への取り組みを討議していく。
　イラクの人質事件をめぐっては、沸騰した議論が交わされた。そして、人質家族への口汚いののしりへに対しては、嘆きから憤りとなって、「なぜ、どうして」という思いがだされた。
　協会のホームページの管理をしてくれている中村氏から、法律家の叡智を集めて、ネット上をかけめぐる悪罵への対抗を考えるべきだ。との意見がよせられている。取り締まり強化ではなく、本来もっているであろう人間の良心に依拠した闘いが必要なのかもしれない。悪罵や根拠ない誹謗を書き込んだことを恥ずかしく思い、その行為を悔いることが唯一の解決なのだと思う。それが実現したら、もっと住みよい社会が出来るはず。でも、足下から、つみあげて行くしかない。そんなことを思いながら、深夜帰宅後のテレビで、３人の解放を知る。「よかった！」。でも問題の本質はなんら解決していないのだ。また、２人の日本人が行方不明という。そして、アメリカのイラクへの占領は強化されるという。