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あっちゃんの事務局だより

第0097回 (2004/11/30)
「還暦同窓会」に出席

27日の土曜日、母校で還暦を記念しての同窓会が開かれた。愛車を蹴って関越道を通走り熊谷までとばしての参加。熊谷の街もずいぶんと様変わりしていた。「新幹線」の鉄路がその様相を変える張本人のような気がする。秩父線の手動で開け閉めする48年前の鉄道通学を思いおこしながら会場到着。8クラスのうち、2クラスがその学年の英才を集めたクラス。42年の月日はその垣根の意味すら失っている。赤点スレスレで心配させた親友は、起業家として成功している。さすがにフル勤務についている人はまれ。そのまれな存在の私は、「大いなる勘違い」の羨望をあびせられた。恩師のあいさつが冴えていた。世界史の先生、80歳。「民主主義の神髄を私はきちんと皆さんに伝えてきたのだろうか。現在の社会のありようを思うと、忸怩たる思いがする。どうか、良く考えてほしい、せめて、世界に恥ずかしくない首相を選んでほしい。」82歳の家庭科の先生は、「熊谷の空襲を語る」ボランティアをなさっているとのこと、どこにでも出かけていって、平和の大切さを訴えている。「どうぞ、声をかけて下さい。伝えなくてはならないことが今こそ沢山あります」と結ばれた。共感の大きな拍手。二次会も三次会も先生方のあいさつに触発されて、かなり「政治的」なものになった。中越地震で参加がままならなくなった友へのカンパも思いの外集まった。ひさしぶりの楽しい集い。おおいなる元気をもらった。60歳なんて、まだまだ・・・。あの恩師たちの心意気にもう少し近づかなくて・・・・。

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