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伊藤和子のNYだより

第0007回 (2004/11/12)
ファルージャ緊急支援

こんにちは。NYより伊藤和子です。
 本当にひどいことが続きます。
 米軍の攻撃で、ファルージャの街が蹂躙され、たくさんの犠牲が出ています。
 日本国際ボランティアセンター(JVC)の佐藤真紀さんから、緊急支援の呼びかけがありましたので、転送します。是非ご協力ください。
 転送歓迎とのことですので、是非知り合いの方にも転送してください。
伊藤和子

皆様、JVCは、人道支援を続けています。米軍の攻撃がひどく、これでは資金が十分ではありません。引き続きご支援願います。最新の情報はhttp://www.doblog.com/weblog/myblog/18736 をご覧ください

■ ファルージャの攻撃に関して ■
 イラク暫定政府のアラウィ首相は、11月7日、クルド地区を除くイラク全土に非常事態宣言を出しました。これは、令状なしの家宅捜査や、外出禁止令などを住民に課し、住民の行動に著しく制限をつけるものです。
 そして、一万人を超える、アメリカ軍とイラク軍が、ファルージャへの攻撃を開始しました。多くの一般市民が逃げることもできず、攻撃に巻き込まれています。また、赤十字によると多くのファルージャからの避難民も十分な水や食料にアクセスできていません。
 私たちは、多くの市民を犠牲にするような攻撃はただちにやめるように、国際人道法に従い、民間人の保護に尽力を尽くし、病院や救急車などの攻撃で人道支援を妨害しないことを、アメリカ政府および、イラク暫定政府に強く要求します。
また、小泉首相がいち早く、今回の武力行使に支持を表明したことは、はなはだ遺憾です。
私たちは、日本政府に、アメリカ政府,イラク暫定政府が攻撃をやめ、民間人を保護するように圧力をかけることを要求します。

■ JVCの人道支援 ■
JVCでは、10月から毎日のようにファルージャの空爆が続いていることを憂慮し、ファルージャの緊急支援を開始していました。本格的な攻撃が始まる前に薬や消耗品をファルージャの病院にすでに入れたことが役立っていることを祈ります。

10月6日 ファルージャとサドルシティへ第一弾の支援(医療消耗品3,880ドル)
      ファルージャは総合病院
      サドルシティはクリニック
10月8日 サドルシティへ医薬品を届ける
10月9日 ファルージャ総合病院へ第二段の医薬品を届ける(3,800ドル)
10月20日 ファルージャ総合病院へ第三段の支援 グルコースとベッドシーツを届ける ($4,600)
10月27日 ラマディの病院へ ベッドシーツ、包帯、ガーゼなどを支援 ($4,000)
11月8日 ラマディ総合病院へ ギブス、タンカ、生理食塩水、やけどの薬($9400)の支援を準備

現在、ファルージャの地元組織とも連絡を取り、更に薬が入れられるか現場で調整をしています。

JVCの活動にご理解を頂き引き続きご支援をよろしくお願いします。

郵便振替: 00190-9-27495
   加入者名: JVC東京事務所
   通信欄: 『イラク緊急』とお書きください

▼ 問い合わせ先
  日本国際ボランティアセンター(JVC) 担当: 佐藤真紀 
URL:http://www.ngo-jvc.net/
E-mail: makisato@ngo-jvc.net
Tel: 03-3834-2388 Fax: 03-3835-0519

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