あっちゃんの事務局だより

大きな袋を肩に掛け、元全司法委員長の吉田博徳氏が来所。「喫茶ハヤシ」のコーヒーをご所望。朝鮮人強制連行の特集企画の提言、そして拉致問題の解決と真の日朝国交正常化を目指す道筋を情熱的に語ること２０分。８２歳とはとても思われない身のこなしで、次の約束時間がせまっていると、帰られた。日朝の架け橋を築きあげるそのたゆまぬ活動に脱帽…。
　きかんし印刷の「法民」担当者の杉浦氏、次号の工程の確認に来所。１歳半のお子さんの具合がよくないと浮かぬ顔。「保育所へどちらが先にお迎えに行けるかが大きな問題なんです」。その一生懸命さに、遠い昔の共働きの日々がよみがえる。「がんばってね！」丁寧にドアを閉める青年の背中に声をかける。
　老いも若きもがんばっている。冷蔵庫のドアに頭をぶつけ、車庫のブロックに車をぶつけ、インチキ治療院で首の筋を痛めつけられた傷だらけの私。「いいこともあるさ」とばかりに、机の上に山積しているゲラ刷りに立ち向かう。