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日記

判決説明会

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 7月6日(水)の大阪判決を受けて、関東訴訟の原告団・弁護団は、9日(土)、10日(日)の2日間、都内及び関東各県14か所で判決説明会を行いました。
 
 弁護団より大阪判決についての説明、マスコミ報道等社会の反応の報告、今後の方針の説明等を行った後、質疑応答となりました。

 原告のみなさんからは、大阪不当判決に対する批判の声があがりましたが、敗訴判決に動揺することなく、悔しさをばねに、新たな闘いに向けて団結することを再確認する2日間となりました。

不当判決

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 7月6日、全国15地裁で闘われている中国「残留孤児」国賠訴訟で、全国に先駆けて、大阪地裁で判決が言い渡されました。
 原告の請求を全面的に退ける不当判決でした。

 夜には、日本教育会館で判決報告集会が開かれ、全国の原告、弁護団、支援者ら約400人が集まり、不当判決にめげず闘い続ける決意を新たにしました。


判決要旨・全文、各地原告・弁護団声明、大阪判決7・6報道、各新聞社社説など
京都原告団 帰国者二・三世のHP
http://www.geocities.jp/genkokusien/7.6.html

判決要旨、各地声明、日弁連会長談話、各新聞社社説など
中国残留孤児in岡山
http://www.geocities.jp/czk_oka/

判決要旨・全文
中国「残留」日本人孤児京都国家賠償訴訟訴訟弁護団HP
http://www.geocities.jp/zanryukoji2003/

毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20050706k0000e040042000c.html

共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000179-kyodo-soci

いよいよ初判決

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日本で暮らす中国「残留孤児」の8割にのぼる2064人が、15地裁で国に賠償を求めた集団訴訟の初めての判決が明日(6日)午前10時15分より、大阪地裁で言い渡されます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000013-yom-soci

大阪での判決期日の行動計画はこちら
http://www.geocities.jp/genkokusien/7.6osaka.html

東京では、午後6時より日本教育会館にて、判決報告集会を開催します。多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=51


※7月4日、仙台地裁に原告20名が追加提訴し、全国の原告の総数は2064人になりました。
全国の提訴状況(最新)はこちら
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/36.htm

山形地裁で提訴、原告2000名を超える

6月17日、山形地裁に中国「残留孤児」34名が国家賠償請求訴訟を提起しました。全国で15箇所目の提訴となります。
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/46.htm
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20050618ddlk06040495000c.html

また、20日には大阪地裁に「孤児」4名が、22日には岡山地裁に1名が、30日には東京地裁に17名が提訴して原告に加わりました。

これで、全国の原告数は2043名となりました(2005年6月30日現在)。
※全国の提訴状況(最新)はこちら
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/36.htm

東京訴訟・再開

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 本日(6月1日)、東京地方裁判所で、昨年12月22日の原告本人尋問以来半年ぶりに口頭弁論期日が開かれ、弁論更新手続が行われました。
 本来、東京訴訟は、3月23日に結審を迎える予定でしたが、裁判長を含む2名の裁判官が交代したため、本日の弁論更新手続となりました。

 弁論更新手続を行うにあたり、原告2名及び代理人(弁護士)5名により、意見陳述が行われました。

 まず、清水宏夫さん(写真)からは、原告団代表の立場から日本語による意見陳述が行われ、続いて、佐渡開拓団事件の数少ない「生き残り」である紅谷寅夫さんからは通訳を介して中国語で被害の実態等が述べられました。

清水宏夫さん意見陳述
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/39.htm

紅谷寅夫さん意見陳述
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/38.htm


 その後、全国弁護団連絡会事務局長である清水洋弁護士は、全国で提起されている「孤児」訴訟の目的とその意味、その中で東京訴訟がもつ意義(「本件訴訟の全国化と東京訴訟の意義」)について、
 井上聡弁護士は、「孤児」が生まれた原因や国の早期帰国義務違反、自立支援義務違反など本件訴訟に係る「事実論」について、
 米倉洋子弁護士は、40名の原告について現在までの立証を踏まえた、「孤児」らがどのように人生を送り、国の行為によっていかなる被害を被ってきたか(「原告らの人生と被害」)について、
 斉藤豊弁護士は、本件訴訟における国の「責任論」について、
 それぞれ述べました。

更新弁論要旨
(本件訴訟の全国化と東京訴訟の意義)
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/40.htm

(事実論について)
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/41.htm

(原告らの人生と被害について)
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/42.htm

 そして、最後に安原幸彦弁護士は、「今後の進行について」述べ、迅速な審理を求めつつ、裁判所がさらに理解を深めるために証人3名(菅原幸助証人の再尋問、坂本龍彦証人、岡部牧夫証人)の尋問とさらなる原告本人尋問を行うよう求めました。
 また、日本語が十分に理解できない原告らの裁判を受ける権利を実質化するために法廷での「同時通訳」を実施するよう求めました。

 次回期日は、8月30日(火)午前10時です。


 7月6日には全国に先駆けて大阪地裁で判決が言い渡されます。この大阪判決の重要性についてはいうまでもありませんが、全国の原告の半数以上である1000名を超える「孤児」が原告となっている東京訴訟の帰趨は、国の政策転換の実現に重大な影響を及ぼすと考えられます。
 引き続き、東京訴訟へのご支援をお願い致します。