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2004年09月10日の日記

100万署名推進ニュース(NO.3)

中国「残留孤児」国家賠償訴訟勝利
100万署名推進ニュース(関東版)
NO3 2004年9月


訴訟勝利・国の政策転換求め
10月4日に全国統一行動

 中国「残留孤児」原告団・弁護団・市民連絡会は、裁判勝利と日本政府の「孤児政策」転換を求めて、10月4日(月)に「全国一斉行動」を設定、終日多面的な諸行動を展開します。

 ☆裁判勝利へ第一の山場
 この日の「全国統一行動」を決めたのは、東京地裁(関東地区)の裁判が、9月22日の法廷で国の責任立証を終了し、10月27日からの法廷で原告の損害立証が開始されることから、この時期の運動の第一の山場として世論に大きくアピールするためです。これを関東だけの行動に留めず、訴訟を起こしている全国全ての地域を含む行動として位置付けています。

 ☆政府への要請行動を軸に多面的な行動を設定
 この日は、東京地裁に関東の原告120人が第4次追加提訴(関東の原告数は約1000人に)を行うのを皮切りに、厚生労働省交渉、国会要請デモ、内閣総理大臣面会要求、各政党と70人にのぼる厚労委員への要請、報告決起集会などを終日にわたって展開します。

 ☆100万人署名・第一次分を提出!
 さらにこの日の大きな行動の一つとして、「100万人署名」第一次分を日本政府に提出します。
署名は8月現在、約38万筆寄せられています。市民連絡会は、全国各地の署名を含め、50万筆を提出したいと9月を「署名推進強化の月」として総力をあげることにしています。

 ◇お願いした「署名簿」を埋め尽くして50万達成にご協力下さい。
 ◇提出準備作業上、署名簿は出来る限り9月25日必着でご送付ください。



10月4日の「報告勝利集会」に支援組織あげてのご参加を!!
 
 全国統一行動を締めくくる「報告勝利集会」が10月4日(月)夜開催されます。会場の日比谷公会堂は1500人収容です。原告団、支援団体、弁護団など関係者は総力をあげて参加者を確保し、裁判所と国の政策転換を求める闘いの活路を大きく開きましょう。

 東京中国歌舞団が友情出演!
「報告決起集会」には「東京中国歌舞団」が友情出演し、原告を激励し集会を盛り上げてくれます。東京中国歌舞団は、20年のキャリアを持つプロの歌舞団。中国音楽界の第一線で活躍していた演奏家・歌手・舞踏家などで構成。日本各地で公演する傍ら「中国養父母に感謝する」運動を提唱。下町人間の会などと協力して、「養父母を訪ねる中国ツアーを度々行っています。
 劉錦程団長は「残留孤児の方々のご苦労は良く理解しています。長い間中国で暮らし、日本人ですが中国への郷愁もあると思います。当日は懐かしい中国の唄や最近の中国のヒット曲などを紹介し原告の方々を励ましたいと思います。最後にみんなで“ふるさと”を合唱するのもいいです」と出演料を度外視して協力を約束してくれました。歌手の陽二連(ヤンアーレン)さんは、アニメーション・「ライアンツリーの唄」で見事な歌唱力を見せてくれました。

  中国残留孤児訴訟「報告決起集会」

   ◇ 日 時 10月4日(月)
     PM6,00会場 PM6,30開会

   ◇ 場 所 日比谷公会堂
    ○ 参加費 1000円(原告無料)
    ○ 原告の訴え・激励連帯挨拶
      裁判の現状と展望

     友情出演 東京中国歌舞団

   主催 中国残留孤児訴訟
      原告団 弁護団 市民連絡会

 署名ホットニュース
 ☆原告団街頭署名で奮闘!
 東京・神奈川・埼玉・千葉の原告は、日本中国友好協会、日中友好雄鷹会などの支援を得て、毎週街頭駅頭で署名を展開、これまでに総計10万筆を集めました。9月も「署名の稼ぎ時」と意気込んでいます。
 ☆日本母親大会で4000筆
 8月22日有明コロシアムで開かれた第50回日本母親大会で署名行動、原告と支援団体・弁護団など72人が参加、約一時間で4000余の署名を集めました。参加者12000人の3分の1の協力を得ました。
 ☆虹の会が13000余
 支援組織の日中友好虹の会(香山磐根代表)は、大連会など中国引き揚げの会や、税理士関係、ライオンズクラブなど幅広い分野の協力を得て、13000余の署名を集約、さらに広げています。
 ☆500団体に要請訪問
 日本中国友好協会本部と東京都連と日中友好雄鷹会は千代田・新宿・練馬・杉並・板橋・江戸川・足立・北・墨田・葛飾区などの500の民主団体・労働組合を訪問。署名協力を要請しました。各団体から連日のように署名簿が返送されています。

 ※お願い 「署名ニュース3号」をプリントして多くの方にお渡しください。