No.23の記事

 昨年より2人体制になった本部事務局から、事務局だよりをお送りすることにいたします。従来の「あっちゃんの事務局通信」を改め「敦子とかおりの事務局だより」としました。「あっちゃん・・・」の時代は、一人孤塁を守る林敦子のぼやきが主体でしたが、これからの「・・事務局だより」は、協会本部の業務報告とともに、交互に感想やら問題点を記して行きたいと思っています。時々は、絵日記ならぬPhoto日記として、写真も添付するつもりです。ご期待下さい。

相次ぐ訃報

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 森川金寿先生の訃報が届きました。享年93才でした。横浜事件再審判決の日の弁護団団長のコメントを述べられている先生のお姿から、私たちは、ひそかに100才のお祝いをイメージしていました。とても残念。これまでも、社会の流れの節目には、森川先生から示唆に富むお話しをお聞きしてきたように思います。49日にあたる12月上旬に頃、「偲ぶ会」が予定されているとのこと、それまでは、森川先生に「さようなら」を言わずにいます。
 昨夜は、やっと、吉川先生に、最後のお別れをしてきたばかりでした。奥様とご子息主催の「お別れとお礼の会」が、先生のゆかりの地、飯田橋のホテルで開かれました。白と紫の花に囲まれた遺影を前に、次々とのべられる心こもる追悼の言葉には、時には目頭が熱くなり、時には感動し、毅然と生きてこられた吉川先生の生涯を、歴史絵巻を見るがごとく、門外漢の私にも深い共感を与えてくださいました。
 心から両先生のご冥福をお祈りいたします。