No.10の記事

 昨年より2人体制になった本部事務局から、事務局だよりをお送りすることにいたします。従来の「あっちゃんの事務局通信」を改め「敦子とかおりの事務局だより」としました。「あっちゃん・・・」の時代は、一人孤塁を守る林敦子のぼやきが主体でしたが、これからの「・・事務局だより」は、協会本部の業務報告とともに、交互に感想やら問題点を記して行きたいと思っています。時々は、絵日記ならぬPhoto日記として、写真も添付するつもりです。ご期待下さい。

小泉靖国参拝に対する抗議声明

今朝、小泉総理が「公約通り」靖国神社に参拝。日民協は、いちはやく、「小泉靖国参拝に抗議する」声明を発表(15日午後16時30分頃)、総理大臣官邸と内閣官房に郵送するとともに、各政党、新聞社・通信社・テレビ局、各団体などに発信した。(前文はホームページからご覧になれます。)
朝の報道番組を狙った時間帯で、どの局でも中継で伝えており、まさに日本中が注目していた。神殿に向かうとき、大勢の報道陣、参拝客の方を見すえる様子は、まるでテレビを通して状況を観ている国民をにらみつけているようで、憎らしくさえ感じられた。
首相の靖国参拝をめぐる一連の訴訟の最高裁判決で、憲法判断も公的参拝か私的参拝かについての言及もなかったことが、首相の判断に影響を与えたとの見方もできる。
「司法は仕事をしていない。司法の番人としての仕事をまっとうしていない。司法の司法たる最高裁判事がなぜ憲法判断をしないのか。最高裁が憲法判断を下さないのはもはや司法の権威も地に落ちた・・・」金城実氏の言葉(「法と民主主義2006年7月号より)をかみしめる。